主な診療内容
当院は児童からご高齢者まで、全年齢のメンタルヘルス・精神科領域の診療に対応しております。
一般の成人のメンタルヘルス領域
うつ病、躁うつ病、統合失調症、強迫性障害、不安障害、パニック障害、成人の発達障害、物質や行動嗜癖など、一般的な成人の精神科・メンタルクリニック領域の診療に対応します。精神療法や必要十分な薬物療法を通じて、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供します。
睡眠の問題
睡眠がうまく取れない方。他の精神的なお困りごとが少ない場合でも、睡眠薬の調整をご希望の方はお気軽にご相談ください。
処方薬の調整
院長の専門は薬物療法です。内科等で処方されている安定剤(抗不安薬)や睡眠薬の調整をご希望の方、または他の精神科から転院をご希望の方(診療情報提供書が必要です)に対応します。注意点として、処方は睡眠薬・抗不安薬は各2種類まで(合計3種類まで)、抗うつ薬・抗精神病薬も各2種類まで、全種類合わせて最大6種類までとなります。内科薬の処方は原則行いません。
気分が落ち込み出勤・通学できない
気分の落ち込みが原因で、仕事や学業、日常生活に支障が出ている方。動悸、冷や汗、強い不安などで通勤・通学が困難な場合、無理せず早めにご相談ください。院長自身も休職経験があり、患者様の気持ちに寄り添ったサポートを心がけています。休職や復職に関するご相談も承ります。必要に応じて、院内書式の診断書を即日発行することも可能です。
物忘れ外来
物忘れが気になる方、認知症の診断・治療をご希望の方へ。院長は認知症専門病院(蓮田よつば病院)での非常勤勤務を現在もしており、専門的な診療を行います。近隣医療機関との連携によりCT・MRI・VSRAD検査も可能です。診察時には長谷川式・MMSE検査を自作アプリで実施。介護申請の主治医意見書作成や、さいたま市地域包括支援センターとの連携も対応いたします。従来の抗認知症薬処方や周辺症状(興奮・妄想等)の治療は可能ですが、レカネマブ(レケンビ®)をご希望の場合は近隣の専門病院へ紹介いたします。通院が難しい方向けのオンライン診療も現在検討中です。
児童精神科
お子様のこころの問題(不登校、発達障害の疑いなど)について、丁寧な生育歴の聴取から始めます。必要に応じて少量の薬物療法も検討します。さいたま市在住の方には、必要に応じて市の関係機関と相談の上、情報提供を行います。院長自身も支援級に通う子の親であり、地域住民として児童精神分野に関わってきた経験があります。注意点として、コンサータやビバンセは処方できません。精神遅滞がなく、困りごとが大きい場合は、総合的に判断し精神障害者保健福祉手帳の診断書作成も可能です(通院半年以上が目安)。
自立支援医療・精神障害者保健福祉手帳・障害年金について
各種公費負担医療制度や福祉サービスに関する診断書作成に対応します。
自立支援医療(精神通院医療):精神疾患の治療にかかる医療費の自己負担を軽減する制度です。保険診療部分の自己負担が概ね1割になります。お住まいの市役所等で制度の説明をご確認ください。対象となる場合、初診後の病状に応じて診断書を作成します。
精神障害者保健福祉手帳:精神疾患により長期にわたり日常生活または社会生活への制約がある方が対象です。申請には初診日から6ヶ月以上の通院が必要です。自立支援医療との同時申請も可能です。
障害年金:病気やけがによって生活や仕事などが制限される場合に受け取れる年金です。当院のみでの申請の場合、初診日から1年6ヶ月以上の通院が必要です。当院ではAIサポートを活用し、診断書作成をスムーズに行います。児童精神科領域の患者様のその後の経過や、成人の方で労務不能レベルの症状が続く場合など、必要に応じて遅滞なく診断書を作成します。当院での年金の診断書では院長が必要十分な聴取やカルテ記載をこころかけているため社労士の介入は必要ございません。また申請は必ず通るわけではない点にご留意ください。
治療方針
丁寧な診療
初診で30分、再診は5分程度で丁寧な診療をこころがけます。患者様一人ひとりの状況に合わせて、適切な治療を提供します。
適切な薬物療法
症状に応じて必要十分な薬物療法をこころがけます。最新の医学的知見に基づき、副作用を最小限に抑えながら、効果的な治療を提供します。
当クリニックの特徴
完全予約制による待ち時間の削減
完全予約制により、診療の流れがスムーズで患者様は長時間待つ必要がありません。予約時間に合わせて来院いただくことで、受付から診察までのプロセスを効率化し、待合室での混雑も避け、感染リスクを最小限に抑えています。
シンプルな受付システム
QRコードログインを使用することで、患者様はクリニック到着後に迅速に受付を済ませることができます。複雑な手続きを省略し、事前に登録した情報を元にしたスムーズな受付が可能です。
LINE友達登録による一貫したプロセス
LINE友達登録を通じて予約から診察、会計まで一貫したプロセスを提供しています。これにより、患者様は予約時に必要な手続きを簡素化し、診療当日は受付から会計までスムーズに進行します。診察後はキャッシュレス決済で完了するため、院内での待ち時間を最小限に抑えることができます。
診断書の受け取り方法
診療情報提供書、障害年金診断書等を除き、即日発行可能なものはLINEアプリからPDFでお渡しいたします。(今後の運営方針では変わる可能性があります)
コンセプト
シンプルなクリニック 思考もシンプルに
- 基本的に医師一人で運営、受付スタッフはいません。
- 完全予約制で、待ち時間を極力少なくしています。
- LINE友達登録のみでの予約受付を行っています。
- 感染予防のため原則キャッシュレス会計をお願いしております。
オンライン診療について
オンライン診療は今後対応予定で、今は対応しておりません
オンライン診療に関する注意事項(厚生労働省ガイドラインに基づく):
- 初診での向精神薬処方の禁止:厚生労働省のガイドラインでは、オンライン診療の初診において、麻薬及び向精神薬の処方は原則として禁止されています。
- 対面診療の場合:医師の判断により必要に応じて向精神薬の処方が可能です。
- 対面診療との組み合わせ:オンライン診療は、対面診療と適切に組み合わせることが重要です。医師が必要と判断した場合は、対面診療への切り替えが求められます。
※当クリニックでのオンライン診療開始後は、これらのガイドラインに従って診療を行います。
重要な注意事項
診療が難しい方:
- コンサータ、ビバンセの処方を希望される方
- 本人の病識や治療意欲がない方
- 極端な低体重など緊急で身体の治療が必要な方